勝川大弘法

シンボルマーク
「こぼちゃん」


鉄筋コンクリート造りで高さが18メートルある大弘法は、完成したころは勝川一帯から眺めることができ、勝川のシンボルになっていました。しかし、今は周りを高い建物で囲まれて近くからしか見ることができません。この弘法大師像は雲岳作で重厚な様子の堂々とした立像です。昭和3年(1928)、昭和天皇即位の御大典を記念して、地元の山口悦太郎氏の寄進で建てられました。落慶開眼式には、中央線に臨時列車が運転されるほどだったといいます。当時、像の周辺は噴水もある遊園地のような広々としたところでした。催事のときには露店が出たり、薪やお札などを境内に積み、これに火をつけて火渡りも行われたりして多くの人たちでにぎわいました。

現在では、勝満山弘法大師、高野山真言宗持明院崇彦寺などの名称の下で活動が行われています。春と秋の大祭には、四国霊場お砂踏みや修行僧たく鉢などを行って、信心のある人や買い物ついでにお参りする人たちでにぎわいます。勝川駅前の商店街ではここを勝川大弘法通りと呼んで、毎月第3土曜日の弘法市を中心に、各種イベントや大売り出しなどが開催されています。平成16年(2004)9月からは、毎月15日の午前8時から正午まで、「春日井弘法巡拝」が実施されています。これは、春日井大弘法から下街道を通って勝川大弘法までをスタンプラリーで巡るものです。誰でも無料で自由に参加でき、平成17年1月までに約430人が参加しました。

勝川の地名は、天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いで徳川家康がこの地で休憩してよろいやかぶとを着け、旗ざおを切り、のぼりとして出陣して勝利を収めたことから、縁起のよいところとして有名になりました。

地元の商店主や住民などによる勝川駅周辺まちづくり協議会では、これにあやかって幸運と勝利を呼び込む勝川にちなんだみやげ物や行事を考案し、勝川大弘法を核として活気あるまちにするために協議を重ねています。

【正式名称】
高野山真言宗持明院別院 勝満山崇徳寺

【所在地】 
〒486-0933 愛知県春日井市若草通1丁目3番地

【交通手段】
JR中央線勝川駅より徒歩7分