溶融亜鉛めっきなら愛知亜鉛鍍金株式会社

factory工場案内

業界最大級のめっき槽と充実の生産ラインが、確かな品質と生産性をお約束します。

【めっき槽寸法】15m×2.2m×3.5m

多様な産業分野で、広く利用されてきた溶融亜鉛めっき。
塗装が中心だった建築構造物など大型製品も、その優位性から採用が増大しています。
未来を守るのは、鉄と亜鉛が繰り広げるミクロサイズの技術。
そして、時代の声を支えるのは、安定した品質を可能にする大型めっきの技術。
つねに、技術の向上と生産の効率化を図り、さらに優れた製品づくりをめざしていきます。

工場案内図
  • 深くて大きい、大容量めっき槽

    小物から大型まで均一的に仕上げます。

    独自のノウハウにより、あらゆる鋼材・構造物のめっき加工技術を確立。
    歪みの少ないめっき処理が可能です。高シリコン鋼材の「やけ」対策も万全です。小物から大型製品まで、より早く、隅々まで均一的な品質でお答えします。

    ◆()は有効寸法で、形状、構造等により要相談
  • 大型長尺から小物製品まで対応

    業界最大級のめっき槽と先進の生産ラインを完備しています。

    通信拡大による無線鉄塔の大型化、ビルの高層化、また建造物や産業資材の構造やデザインの多様化など、年々大型めっきの需要は高まっています。当社では業界最大級のめっき槽と先進の生産ラインで、生産能力は5000t/月、時代の声に信頼でお答えしています。
    さらに荷降ろし・積み込みの迅速性を図るなど、グローバルな競争時代に業界の旗印となるべく積極的に効率化を進めています。

    めっき槽
  • 製品ごとに全行程を集中管理

    オペレーター室で全行程を把握しています。

    工場内は素材置場、前処理・めっきライン、仕上げラインの効率を重視した3列構成で、鋼材の重量に対応した大型クレーン17基、8連によるロープトローリー、そして台車4基によって、稼働しています。めっき槽の上階にオペレーター室を配置し、全行程を管理しています。各ラインとも省力化を図りつつ、肉眼でもそれぞれの工程を確かめ、品質の安定化を図っています。

    工場面積 敷地:21,313.6㎡
    建物:9,700㎡
    生産能力 5,000t/月
    営業品目 一般鉄鋼構造物の(大物から小物まで対応)の溶融亜鉛めっき加工
    クレーン・台車設備 7.5t+7.5t 5基
    2.4t+2.4t 12基
    3.0t ロープ トロリー 8連(一式)
    台車(10t) 4基
    オペレーター室

生産工程

入荷
  • 1.脱脂

    鋼材には一時的な防錆として油や塗料が使われます。それらは、次の酸洗処理の妨げになるため、60~70℃に加温した苛性ソーダ水溶液に浸漬して油脂類を除去します。

    脱脂
  • 2.酸洗

    鉄の錆やスケールなど、鉄と亜鉛の合金反応の障害となるものを、薄い塩酸水溶液に浸漬して除去します。酸性オーバーを防ぐため酸洗抑制剤を添加しておきます。

    酸洗
  • 3.フラックス処理

    酸洗後の防錆と鉄と亜鉛の合金反応を促進させるため、加熱した塩化アンモニウム水溶液(フラックス)に浸漬して、素材表面にフラックス皮膜を形成させ、乾燥させます。

    フラックス処理
  • 4.めっき

    めっき素材を溶融した亜鉛浴(亜鉛の融点は約420℃、溶融亜鉛浴は約450℃)に浸漬してめっき皮膜を形成させます。鋼材の性質や形状寸法によって最適のめっき条件を選択し、高品質のめっき製品に加工します。

    めっき
  • 5.試験・検査

    製品は、JISに規定されている外観、付着量、硫酸銅試験回数および密着性についての試験・検査を行い、品質の保証をしています。

    試験・検査
  • 6.仕上げ

    外観品質基準に沿っためっき表面の仕上げを行います。

    脱仕上げ脂
製品出荷

白サビ防止の化成処理も万全

亜鉛めっきは、時間とともに表面に緻密な保護被膜を形成し、耐食力をさらに高めます。しかし、めっき直後の純亜鉛の状態で雨などに当たると、一時的に水酸化亜鉛の白サビを発生させるため、ご要望に応じて白サビ防止の処理を行っています。

製品置場

お問い合わせ

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