platingめっきについて
めっきについて
限られた資源を
支えていきます
強靭で経済性に優れている鉄。
しかし、錆びやすいという欠点も併せ持っています。
それを防ぎ、鉄鋼製品の長寿命化を果たすのが、
わたしたちの行う「溶融亜鉛めっき」。
先進の技術で限りある地球の資源を守ります。
大きな重量を支える鉄を錆びから守ります。
「防錆」それは資源を守ること
溶融亜鉛めっきは、金属の亜鉛を高温で溶かしためっき槽の中に前処理した鋼材を浸漬させ、鉄表面に亜鉛の被膜を形成させる防錆加工技術です。
鉄素地と亜鉛が互いに反応して密着するため、塗装など他の表面処理法では得られない密着性で、優れた防食効果を発揮します。
さらに使用されるに従い、表面に緻密な保護被膜を形成し、耐食性をさらに強化。頑丈にそして余すことなく均一に鉄を守って強度を持続させ、高い経済効果をもたらします。溶融亜鉛めっきは、現代の最も有効な防錆法として注目され、年々需要も拡大しています。
溶融亜鉛めっき層の断面写真
鉄素地と亜鉛が反応してできた合金属は純亜鉛層に覆われていますが、亜鉛はさらに大気に触れると酸素と反応して酸化亜鉛となり、また炭酸ガスと反応して塩基性炭酸亜鉛の薄い皮膜を形成します。これらの皮膜は緻密で密着性に優れているため、外部の腐食環境から錆を遮断する防食皮膜の役割を果たします。また、亜鉛表面が破壊された場合には、イオン化傾向が大きい亜鉛が溶け出して鉄素地を守り錆を防ぎます。
溶融亜鉛めっきの特性
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◆耐食性
緻密な保護皮膜による防食作用により、強い防錆効果を発揮します。大気、海水、淡水、土壌などの厳しい環境条件から鉄を守り、製品の耐久性を大きく延ばします。
◆経済性はがれることなく防錆効果が長い年月持続するため、再処理などのメンテナンスは必要ありません。長期的に見れば、他の防錆方法と比較してもはるかに経済的です。
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◆密着性
鉄素地と亜鉛がお互いに反応して緻密で厚い合金層を形成し、鉄に強固に密着します。そのため衝撃や摩擦にも強く、鉄素地をしっかり守ります。
◆均一性めっき槽に浸漬するため、構造や形状の複雑な製品や、タンクやパイプの内側など目に見えない部分でも、隅々にそして均一に亜鉛皮膜を形成することができます。